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出会いの世界で安全を守るために

残念ながら、出会いの世界は必ずしも安全とは言えません。本当に危険な状況は少なく思えるかもしれませんが、予防策をとることは必要です。以下のポイントに気をつけてください。

つながりを安全に守る:出会いの世界を注意深く進む

女性の方が性的嫌がらせや暴行の被害にあいやすいですが、男性にも起こり得ることです。男性が被害者として声を上げても真剣に受け止められにくく、さらに勇気が必要になります。性別問わず、すべての被害者が同じように支えられるべきです。

オンラインデーティング

インターネットは便利でもあり、不安材料にもなります。出会い系アプリやサイトは新しい人と出会うきっかけに最適ですが、自分が一番素敵な状態でなくても(パジャマでソファにいても)誰とでも繋がれるのが魅力。しかし、相手が本当に言っている通りの人物かどうかは分かりません。


オンラインプロフィールに載せる情報には注意しましょう。あなたに不利益となる内容や、自宅や職場が特定できる情報は載せないこと。

あなたがマッチングアプリや出会い系サイトで誰かを検索している場面を想像してください。誰かとやりとりを始める前に考えるべきことがいくつかあります。まずは相手のプロフィールをしっかり確認しましょう。ぼやけた写真1枚だけ、加工しすぎの写真、有名人の写真がある場合は要注意です。何か隠したいことがある人は避けるのが賢明。また、自己紹介がほとんど書かれていない、もしくは嘘が混じっている(実はよくあることです)場合も警戒を。

メッセージのやりとりを始めたら、その話し方にも注意しましょう。あなたの境界線をきちんと尊重していますか?理不尽な要求や、あなたを不自然に褒めすぎていませんか?あなたが住む場所や行きつけをしつこく知りたがる人にも要注意。提供される情報に整合性はありますか?歩み寄る意思がありますか、それとも自分の主張ばかり?相手のコミュニケーションの仕方から人柄が見えてきます。

可能な限りクロスチェックをしてから会う約束をしましょう。Facebookなど他のSNSも、情報が極端に少なかったり友人リストが女性ばかりだったりした場合、そのアカウントは不正な目的で使われている可能性も。全く情報が見つからない場合は偽名を使っているかもしれません。

見知らぬ人と会うとき

初めて会うことに同意したのであれば、オンライン上でどんなに信頼できると感じていても、実際に顔を合わせると直感が全く別のサインを出すこともある、ということを意識しましょう。


直感が「何かおかしい」と訴えかけてきたら、その理由が分からなくても無視しないで。直感は、無意識に得た情報への正直な反応です。

初デートは必ず人目のある場所を選びましょう。友人にどこで何をするか伝え、スマホの充電も十分に。もし逃げる必要がある場合のことを考え、動きづらい服装は避けて。相手の車に乗ったり、確信が持てないうちに絶対に家へ行かないこと。

安全に飲むために:複数人でのラウンドは避け、自分のドリンクが注がれる様子を必ず確認


お酒を飲む場合は「ラウンド制」(一人がまとめてドリンクを頼むなど)を避け、自分のドリンクがバーテンダーによって準備されるのを見届けましょう。グラスから絶対に目を離さなくて。デート相手が何か混ぜるリスクも避けられます。お酒のペースにも注意し、酔いすぎないようにしましょう。

クラブへ行く場合は、何人か友達と一緒に行き互いに気を配りましょう。トイレや外に出るとき、飲み物を買うときも一緒に行動を。ダンスフロアで友人を見失わないように。帰る際は全員が無事に家に着いたかも必ず確認しましょう。

バースタッフも味方です

相手が支配的・威圧的だったり、知らない人にしつこく触られたりした時は、スタッフに助けを求めましょう。経験豊富なバースタッフなら異変に気づいて声をかけてくれる場合もありますが、自らサインを出すこともできます。

直接話す勇気があれば、スタッフや警備員に「相手に困っている」と伝えましょう。相手を危険と感じるか、追いかけられる恐れがあるかも伝えるとよいです。もしオープンに話せない場合にも方法はあります。

「アンジェラに会いに来た」と告げたり、「エンジェルショット」を注文するのも助けを求める合図です。エンジェルショットをストレートで頼むと外か車までエスコート、氷入りならタクシーを呼んでくれます。ライム入りだと警察を呼んでくれる仕組みです。最近ではこの名が浸透してきたため、独自のコード名を使うバーやトイレにポスターが貼ってあることも。何を頼めばいいか忘れたときは、スタッフと目を合わせて少し首を振るだけでも通じる場合もあります。

もしバーカウンターから遠い場合、近くの見知らぬ人に昔の友達のふりをして駆け寄って「わあ、久しぶり!」と振る舞うことも助けを求めるサインです。最初は通じなくても、一定の対応を続ければ気づいてもらえるはず。

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夜が明けたあと

まだ完全に信用できていない人と家へ行くと決めた場合、信頼できる友人に行き先(できれば住所)と帰宅予定時刻を伝えておきましょう。


お互いの期待や希望について、しっかりと認識し合い、合意しているか確認してください。良く思われたくて本音を言いそびれることもありますが、特に親密な関係になる可能性がある場合は誤解を避けるためとても大切なことです。

友人にチェックの電話をかけてもらう約束も有効です。例えば:一回目で出れば無事を伝え、出なければ10分後に再度、さらに出なければまた10分後に連絡、それでも出なければ警察に連絡をお願いする…こうしたシステムを考えておくと安心です。やり過ぎと思われるかもしれませんが、自分の身を守るためには備えが大事です。

一人で帰る場合は、周囲に十分注意。知らない道や暗い公園、駐車場、路地などは避けましょう。スマホは手元に持って。ですが歩きスマホや通話は避け、周囲をよく見て冷静に。警戒しつつも、自信を持った態度で歩くのも重要です。被害に遭いにくくなります。

アラーム付きのネックレスやキーホルダーも周囲の注意を引く手段に。催涙スプレーも危険人物の動きを止めるのに有効です。他にも、鍵を指の間に挟む(ウルヴァリンのように)、水筒を武器にする、ネイルファイルや鉛筆で突くなど、身近な物を活用するのも一つの手です。

どんな防犯グッズも、咄嗟に使える準備が大切。自宅で構え方や使い方を練習しておくのもおすすめです。

もしも対峙してしまったら

不審な人があなたを狙える被害者か見極めようとして近寄ってくる場合もあります。そんなときは落ち着いて、堂々とした態度で接し、距離を保ちましょう。毅然と、はっきり断る言葉を。これだけで相手が諦め、別の相手に行く場合もあります。


脅威にさらされたとき、人は「戦う・逃げる・固まる」の三つの反応のどれかを選びます。あなたはどのタイプか、知っていますか?

もし道端で攻撃されたら、まず逃げることと安全確保が最優先。大声で叫ぶ、目立つ行動で周囲の助けを求めてください。加害者は人目を嫌うので、ターゲットを諦めやすくなります。

逃げられない場合は、全身全霊で抵抗しましょう。顔や目、急所を狙って。こちらの激しい反撃で相手をひるませることができれば、体格差があっても逃げるチャンスが生まれます。

一瞬でも相手がためらったら、そのすきに安全な場所へ逃げ込んでください。

性暴力の被害にあったとき

どんなに注意していても、被害者になってしまうことがあります。加害者は全く予想外の身近な人であることも多いです。強姦被害者の多くは、見知らぬ人よりも知人や友人、恋人などからの加害が圧倒的に多いとされています。

まずは自分の安全確保を最優先してください。自宅に戻るか、信頼できる人に連絡しましょう。しばらくはショックが続くこともあります。

できそうなら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。簡単なことではありませんが、加害者を裁くための証拠が増えます。怪我の治療だけでなく、「レイプキット」による証拠採取も行われます。加害後すぐであればあるほど多くの証拠が保存できます(シャワーや着替えはなるべくしないで向かいましょう)。

証拠は凍結保存し、あなたのタイミングで被害届を出すことができます。準備ができない場合は無理しなくて大丈夫です。これはあなた自身の選択です。

心と体に受けたショックから回復するには、時間がかかります。罪悪感に苦しむケースも多いですが、あなたは何も悪くありません。レイプは権力や支配のための行為です。あなたの心がそのために縛られてしまわないでください。

何もかもがその出来事に支配されてしまった気がするかもしれませんが、その感覚は必ず和らいでいきます。自分の感情を否定せず、ゆっくり受け止めて。周囲の人の支えも頼ってください。あなたは愛されています。必ず乗り越えられます。

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https://www.kaspersky.com/blog/online-dating-report/
https://www.sciencedirect.com/topics/neuroscience/date-rape-drug
https://dworakpeck.usc.edu/news/6-things-to-do-after-youve-been-sexually-assaulted
https://www.who.int/violence_injury_prevention/violence/global_campaign/en/chap6.pdf
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